理系博士号

真面目な大学生の高収入、短時間、高単価、なアルバイト

高収入には危険が伴う場合がある
doctoryoume23

アルバイトは大学生の学業に対する大きな敵? それとも味方?
 親に迷惑をかけたくない。自分で頑張りたいから。他に選択肢が無いから。大学在学中の生活費や学費を自分自身で稼ごうとする大学生は沢山います。そして、真面目な学生ほど、賢く自分で考える学生ほど、短時間で高単価、高収入なアルバイトに興味を示す傾向がある気がします。そして、それらのアルバイトをする学生の一定数は大学を去ります。私はいつもそれらをかなしく思っています。
先ず捨てるべき「短時間で高単価、高収入なアルバイトついての大きな固定概念」を40秒で分かる文量で簡単に解説します。

短時間、高単価、高収入なアルバイトに興味を持つのは合理的
 分かりやすく、大学生の最重要な事は学業だと定義します。学業を優先すると、当然ですが他の事に時間を使うことは難しくなります。それでもアルバイトをしないと、学費や生活費が足りません。給付型の奨学金は数が少ないし、競争が激しいですし、貸付型の奨学金はそもそも額が足りなかったりします。なので、真面目に考えると、学業を邪魔しないために短時間、高単価、高収入のアルバイトが魅力的に見えるのは当然なのです。だって、普通のアルバイトだと、どう頑張っても講義のための予習や復習の時間が足りなくなってしまうのです。どうあがいても詰みで絶望。アルバイトを考えて、もしくは真面目に学業もアルバイトも頑張って、どうにもならなくなってしまった学生はいます。そうなったとき、一縷の望みとして出てくるのが、短時間、高単価、高収入のアルバイトです。安易に、軽い気持ちで短時間、高単価、高収入のアルバイトを考えるのではありません。真剣に、真面目に考えて短時間、高単価、高収入のアルバイトを選択するのです。

短時間、高単価、高収入なアルバイトをやった大学生が大学を去るのは合理的
 真面目に学業もアルバイトも頑張って、どうにもならなくなってしまった学生はメンタル的にも、精神的にも、物質的にも追い詰められてた可能性が高いです。そんな中、短時間、高単価、高収入なアルバイトで時間的に余裕ができると本当に助かります。もう、時間や物、そしてお金を心配しなくてよくなるのです。確かに、身体やメンタル、若さが犠牲になったかもしれません。それでも、家賃や電気代の支払いや時間に怯え、寝不足でふらふらになり、恥ずかしい服装や飲み会を断っていた生活から解放されるのです。そして、短時間、高単価、高収入なアルバイトをやっていると気付きます。大学卒業後にやる憧れの大企業の仕事よりも、短時間、高単価、高収入なアルバイトは給料が良いのです。そしてその賢く、柔軟な頭で真面目に思考して結論づけるのです。「大学で学業を頑張るよりも、短時間、高単価、高収入なアルバイトで一気に稼いで、資産を作る方が効率が良い」と。そして、休学したり、退学したりして、大学を去るのです。それでも身体やメンタル、若さが犠牲になる短時間、高単価、高収入なアルバイトは良くないって? さてさて、大学卒業後にやる憧れの大企業の仕事は身体やメンタル、若さが犠牲にならないのでしょうか? 
だから、真面目で賢い学生ほど短時間、高単価、高収入なアルバイトを選択し、大学から去ってしまうのです。

ABOUT ME
Doctor YouMe
Doctor YouMe
京都大学 理系博士/基礎ウイルス研究者
記事URLをコピーしました