なんとなく身体がしんどい時

ダルい、しんどい、不安や疲れで身体が動かない、なぜ?
朝起きると身体が重い。瞼の動きが鈍く、上半身を起こそうとすると骨格筋だけでなく内臓筋までも軋んでいる。
ぎっくり腰まではいかないけど背骨が痛む。そして、鏡の前に行くと顔がむくんでいる。
原因。原因。原因。思い当たる節は・・・ざっと8通り。
そんな時は誰しもあるかと思います。
ネットで調べても、コロナの後遺症なのか、脱水なのか、はたまた大きな病気が隠れているのか…心配になってきますよね。
先ずはかかりつけ医に相談するのが良いと思いますが、今回はその後の方法について考えてみたいと思います。
医師に診断された後?
いつも行っている病院で診察してもらうと、大半は問題無いかと思います。
問題があると診断されれば、治療を受ければ良いのです。
では、問題無いとされた時、どうすれば良いでしょうか?
もちろん、心配であればセカンドオピニオンを他の病院で求めるのも有効な手段だと思います。
それによって病気の早期発見ができれば、早期治療が開始できます。
ウイルスによる感染症など、多くの病気は早期治療ができれば早く治る可能性が高くなります。
では、お医者さんから「問題無い」と太鼓判を押された後、どうすれば良いか?
3通りの対策方法
大きく分けて対策は3通りです。
1つ目は、しんどい時の記録を取ることです。
2つ目は、家族や親族に相談してみることです。
3つ目は、友達、会社のなどの周りの人にも相談してみることです。
この3つの方法に共通するのは「相談する」ということです。
もちろん、病気であればお医者さんに診察してもらうのが一番です。
ですが、忙しいお医者さんが全てを完璧に検査することは難しいです。
それに、身体的な不調ではなく、メンタル的な不調の場合があります。
それらも踏まえて、自分自身と周りに相談してみるのです。
「記録を取ってみる」
1つ目の、「記録を取ってみる」ということです。
これは記録を見返してみる、ということでも良いと思います。
例えば、しんどい時に決まった行動をする人なら、その行動を思い返してみれば良いのです。
気分が落ち込む時は映画を見に行くのであれば、映画に行った日付を確認してみればいいのです。
もしも、その記録が周期的であったり、最近の頻度が多すぎる場合は、その記録を踏まえてもう一度受診をしてみるのも良いかもしれません。
具体的な数値があれば、お医者さんも診断がしやすくなるはずだからです。
そして、今までそういう記録が無かったとしても、記録を取るようにすれば今後に生かすことができます。
また、自分の状態を確認して、内省、つまり自分自身を省みることでメンタルの安定にも繋がります。
この行動は他の利点もあります。
もしも、自分自身の体調不良を誰かに(恋人、家族、職場の人、役所、医療関係者など)伝えるとき、できるだけ詳細な記録が必要になります。
家族や親族に相談してみる
2つ目の、「家族や親族に相談してみる」です。
これはとても大事な事です。
大きな要因は、あなた自身と家族や親族は習慣や遺伝子が似ている可能性が比較的に高いです。
なぜなら、一緒に生活していれば大体の起床時間や就寝時間、そして食べている物や飲んでいる物、吸っている空気は似てきます。
そして、親子や姉妹、兄弟、親族であれば遺伝子が似ています。
なので、もしもあなたの不調が低気圧や寒さ、暑さ等の天候から来ていれば、あなたの家族や親族も似たような症状を出している可能性が比較的に高いからです。
「最近、身体がだるいんだけど…」
「ほんま? 俺もや! 姉ちゃん! たぶん気圧や! 俺、低気圧の時はいっつもしんどいんよ」
ってなれば、気圧が原因である可能性が高くなります。
あと、しんどい時に誰かと話をすることで気持ちが楽になる場合があります。
もちろん、楽にならない場合もあるので、相談相手の見極めも大事です。
友達、会社のなどの周りの人にも相談してみる
3つ目は、「友達、会社のなどの周りの人にも相談してみる」です。
これは、先ほどの家族とは違います。
友達であれば年代が近いはずです。
そして、会社であれば仕事内容が近いはずです。
年代が近ければ「年頃の悩み」が似ている可能性があります。
20代後半の男性であれば、脂っこい物を食べた時に段々と胃がもたれるようになってくるかと思います。
また、深酒をした時の二日酔いが酷くなったりしているかもしれません。
会社であれば、忙しい時期が似てきます。
決算期の前だと販売数を増やすようにプレッシャーが上からかかってきて、営業をひたすらやることになりストレスがかかっているかもしれません。
もしくは、職場で夜勤が長くて生活リズムが崩れているのかもしれません。
なので、身体の不調の原因がそれらであれば、似たように不調になっている人がいる可能性があります。
そして、それらの人と話をすることで共感して、メンタル的に安定する場合があります。
「最近、学生の卒業のための論文添削でしんどくて…」
「こっちも同じだよ…パソコンのメールを見るために机に座ると胃が痛む…」
「めっちゃ分かるwww」
とかです。
もしくは
「最近、身体が不調…特に、16時頃がしんどい…」
「マジか?! 俺もだ! 特に、この部屋にいる時がしんどい!」
「もしかして、加湿器が壊れてる…?」
「あっ! 加湿器壊れてる!」
とかだと、職場の環境が悪いからです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は3つの具体的な方法を考えてみました。
繰返しになりますが、最も大事なのはかかりつけ医など、専門の医療機関での診察です。
病気の早期発見は本当に大事です。
そして、あなた自身の健康です。
健康とは、何もしなくても得られるものではありません。
これは、最近、介護をしたり、大学で沢山の学生を見ていて私はつくづく痛感しています。
なので、普段から誰かと話したり、相談できる「相手」と「習慣を作る」のが大事だと思います。
だって、そもそも「かかりつけ医」がいない人、沢山いませんか?
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