介護、不倫、借金…人には聞けない悩み事

悩み事があるのは普通
悩み事は、誰しもあります。
介護の悩み。
家族関係の悩み。
職場でのコミュニケーションの悩み。
将来の悩み。
収入の悩み。
借金の返済についての悩み。
異性関係の悩み。
腰痛の悩み。
――誰しも、いろんな悩みを持っています。
これは別におかしいことではありません。
むしろ、「悩みが無い人」のほうが珍しいと私は思っています。
今回は「人には聞けない悩み事」について考えてみようと思います。
毎度のことですが、私は専門的なトレーニングを受けた医師でも、カウンセラーでもありません。
あくまで“妄想”として読んでいただけたらと思います。
思い込みで解決ができない
「人には聞けない悩み事」=「聞いたら怒られる、と思い込んでいる」
と言い換えることができると思います。
こう言うと驚かれるかもしれませんが、
「注意されるのが怖くて、周囲に相談できずにいる」
というのは本当によくあることです。
ここで重要なのは、
その人自身が「聞けない悩み事」というのを“いけないこと”だと自覚していることです。
そして、ほとんどの場合、
それを解決するための方法を知っています。
知ってはいるけれど、
「思い込みによって」その方法を選択できない。
だから、困っているのです。
相談する相手
そしてよくあるのが、
全く関係のない他人に相談をしてしまうことです。
別にこれが良いとか悪いとかの話ではありません。
例えば、占いであったり、
ふとした時に出会った人などに相談することです。
ですが、気を付けてほしいのは、
その相手はあなたの望む答えを言ってしまう可能性が高いということです。
なぜなら、問題について無知な人の情報源はあなたしかなく、
そしてあなたからの情報は主観的なものがほとんどだからです。
情報が偏っているのに、公平な判断なんてできるわけがありません。
しかし、最も近しい人に相談することは、もっと難しいです。
「相談したら怒られるから」
「心配をかけたくないから」
――そう思ってしまう人が多いのだと思います。
具体例
では、ここで一つ例を挙げてみたいと思います。
ある職場に、上司と部下がいました。
上司には家庭があり、パートナーと子どもがいます。
一方の部下にも交際相手がいますが、結婚には至っていません。
ある日、部下の失態によって大きなミスが起きました。
その理由は、交際相手との喧嘩で心理的に弱っていたからです。
上司は部下をフォローし、話を聞いて支えました。
何度か話を重ねるうちに、
お酒の席で――ほんの弾みから、二人は身体の関係になってしまいました。
それから、ズルズルと関係が続いていきました。
もしこの部下が友人に相談したら、
「相手の家庭を壊すことになるし、不倫は危険だし、慰謝料を請求されるかもしれないからやめたほうがいい」
というのが一般的な答えだと思います。
けど、そんなこと、百も承知ですよね?
「ほんの弾み」でそうなっている、というのは、
大人の世界ではよくあることだと思います。
そして、関係を壊したくないから、
成り行きでダラダラと続いてしまう。
そんなこともあると思います。
ここで一つ重要なのは、
「悪いことであると自覚していること」は、
それを止める理由にはならないということです。
私、YouMeはそれが良いか悪いかを判断しているわけではありません。
「人には聞けない悩み事」は、誰しも持っており、
その状況も理由もさまざまです。
数分話を聞いただけでは、
問題の根本的な原因など分かりません。
しかし、一つ言えることは――
「持続的な関係性ではない」ということを自覚すべき、という点です。
これは先ほどの上司と部下の関係も同じです。
どういう結末であっても、
そのままの関係がずっと続くことはありません。
だって、五十年後も身体の関係を続けられるでしょうか?
まとめ
今回は、上司と部下の例を挙げて、
「人には聞けない悩み事」について考えてみました。
お気づきかと思いますが、
別に回答を出したわけでも、問題を分析したわけでもありません。
ただ、多くのことは、
「私たちの思い込み」によって解決が妨げられているように思います。
思い込みがそんなに多いのかって?
さてさて、部下と上司の性別は――どちらだったのでしょうか?
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